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「なぜ日本の政治はこんなによく分からない感じになっているのか?」 大学への進学を考えたとき、そのことを学びたいと強く思いました。いくつかの大学の政治系の学部学科を受験し、中央大学法学部政治学科への進学を決めました。同時にこのとき、自分の人生の行く末を決める大事な出会いをしました。
中央大学の入試の帰り道、「政治に興味ありませんか?」という声をかけられました。私は「興味あります!」とアンケートに応じました。その時に出会った人たちこそ、日本共産党を相談相手に活動する民青同盟のメンバーでした。
大学に入学してから民青同盟に加盟し、そこで社会のこと政治のことをドンドンと学んでいきました!
民青同盟で数々の学習企画などに参加する中で、もっとも大きな衝撃だったのが、日本共産党綱領の学習でした。そこには、日本の政治のおかしさの源に二つ異常(大企業・財界の横暴な支配、事実上のアメリカの従属国)があると指摘しています。「自分が感じていた『政治のおかしさ』の大本は、ここにあったんだ!」と感動したのを覚えています。
このような中、日本共産党への入党を勧められました。しばらく悩みましたが、「自分にも何か力になれるなら」と入党を決意。私にとってみんなと力を合わせて社会を変えていく道を選んだ瞬間でした。
「社会はみんなの力で変えていくことができる!」、その確信をもってからは、たくさんの学生の願いを実現する活動に身を投じました。
毎年、自動的に学費が上がる仕組みがある中央大学では学費値上げ反対署名を集めて大学当局と交渉。九条の会のスタッフとして中大での会の設立に取り組み、「パッチギ!」の井筒監督講演会など、数多くの企画に取り組みました。
同時に、靖国神社や韓国へのフィールドワークなど、日本の侵略戦争の実相を学ぶ取り組み、社会科学を学ぶサークルではマルクス『資本論』の学習にも取り組みました!